別の病気につながる危険性
腸の活動が低下している時には他にも、口内炎、残尿感、尿が濃い、尿が焦げ臭いなどの症状が現れることもあります。
また、体内に残っている消化できていない食べ物の臭いも体臭として発生します。消化しにくい料理は、焼肉、焼鳥、焼き魚、卵焼き、ハンバーグ、ステーキ、ハムやソーセージなどの動物性食品を焼いたものや、コーヒー、タバコ、ビールなど、苦味成分が含まれた趣向品を普段から摂取することが多い場合も同様に苦い焦げ臭いニオイが汗や体臭となって体外に放たれやすくなります。
さて心臓です。心臓が弱くなっていて焦げ臭い体臭が発生するというのは、暑がりで汗をかきやすい人に多い傾向にあります。辛い物を食べた時に滝のように汗が噴き出る場合は特に注意が必要です。
焦げ臭いも困りますが、心臓が弱くなっている状態では、手足が冷えたり、不整脈や動悸などの症状も起こります。体調にどうも違和感があるという時には、ただちに病院で診てもらうようにしてください。心不全や心筋梗塞のリスクが高まっているサインでもあるので、たかが体臭だと甘く油断しないようにしてください。
「肉類や脂っこい食事を毎日好んで食べる」、「小腸の消化時間が長く消化しきれずに溜まってしまう」、「消化せずに溜まっている物が焦げ臭い体臭になる」という悪循環にはまらないよう、食生活を見直すことが改善の第一歩です。